COLUMNコラム

インプラント周囲炎、知っていますか?
こんにちは。
相模原・淵野辺駅より徒歩1分の「ふちのべ歯科クリニック」です。
治療の時間と費用はかかりますが、機能面・審美面で天然歯に近いため、義歯治療の中でも人気の高い「インプラント治療」。
ですが、せっかくインプラント治療をした部分も、天然歯と同じように歯周病になることを知らない方が多いのです。
この歯周病を「インプラント周囲炎」と呼びますが、かかってしまうと歯周病以上に厄介です。
インプラント周囲炎とは、インプラントが歯周病と同じような状態になることです。
インプラント治療後、歯磨きやメンテナンスが不十分になると細菌が歯ぐきとインプラントの境目に侵入してきます。
症状は歯周病とほぼ同じで、初期は自覚症状がほとんどありません。
しかし、天然歯の歯周病治療とは違い、インプラントが細菌に感染してしまうと完治が非常に難しくなります。
また、インプラント周囲炎が重度にまで進行している場合、インプラントを摘出する必要があったり、自然と抜け落ちてしまったりすることもあります。
主な理由としては、日々のケアやメンテナンス不足、歯周病が治っていない状態でインプラント治療を受けたなどで、インプラント治療が終わって安心してしまい、この日々のケアやメンテナンスを怠る方が多くいらっしゃいます。
インプラントを入れた後も、天然歯と同様、毎日の適切なブラッシングをしっかりと行い、定期的なメンテナンスを受ける必要があります。
もしインプラント周囲炎になってしまった場合は完治が非常に難しく、適切な処置とアフターケアを行っても、5年後の現状維持率は約60%程度でしかありません。
そのため、まずは感染を起こさせないようにしなければなりません。
また、既にインプラントがグラグラしている場合、噛み合わせに影響が出て、他の歯への負担が大きくなってしまうことも。
インプラントはケアやメンテナンスをしっかりと行えば、半永久的に使用できる優れた義歯です。
ですが、これを怠ってしまうと、インプラントの寿命が縮んでしまう、せっかくかけた時間やお金が無駄になってしまいますし、場合によってはもうインプラント治療ができないこともあります。
当院のインプラント治療では、アフターケアまで丁寧にサポートさせていただきます。
治療をお考えの方は、当院までお気軽にご相談ください。
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