COLUMNコラム

こんにちは。
相模原・淵野辺駅より徒歩1分の「ふちのべ歯科クリニック」です。
 
むし歯やケガなど、何らかのトラブルで歯を失っても、「歯の1本や2本無くても生活に問題ないから大丈夫」、「奥歯で見えない部分だからこのままでいいや」と放置してしまう方は、意外と多くいらっしゃいます。
 
しかし、歯が抜けたまま放置することで、思いがけないトラブルに見舞われることも。
 
 

歯が抜けてできたスペースの両隣の歯が、隙間を埋めようと少しずつ移動するため、歯並びが乱れて、かみ合わせがおかしくなってきます。
 
かみ合わせが悪くなると、むし歯や歯周病のリスクが高まったり、全身のバランスが悪くなって、頭痛や肩こりなどの原因になったりすることがあります。
 
 

歯を支える顎の骨「歯槽骨(しそうこつ)」は、外部からの刺激を受けない状態が続くと痩せていってしまいます。
 
歯が抜けたままだと、上下の歯がかみ合う刺激などが伝わらずに歯槽骨が痩せてしまい、顔の輪郭にも変化が現れ、シワやたるみなど老け顔の原因となってしまいます。
 
 

歯は、人間が生きていく上で大切な「食事」に大きく影響します。
 
食べ物を細かく噛み砕くことで、胃腸での吸収をスムーズにしたり、歯ごたえなどの感覚は、食事を楽しんだりするのに欠かせません。
 
もし誤ってお口の中に異物が入ってしまっても、噛む感覚で気づくことができます。
 
また、唇や舌の動きをサポートして明瞭に発音しやすくする、噛む刺激が表情筋に伝わって豊かな表情を作る、食いしばることで全身の筋肉を効率よく使い、瞬発的な力を発揮する、などの役割も果たしています。
 
この役割も、１本歯が欠けると悪影響を受けます。
 
 

もし歯を失ってしまった場合には、義歯を使って歯を補うことが大切です。
 
義歯には、「部分入れ歯」や「総入れ歯」、「ブリッジ」、「インプラント」などの種類があります。
 
患者さまのお口や全身状態、見た目やご予算などのご希望に合わせて、適切な義歯は異なりますので、歯科医師としっかり相談して決めます。
 
 

このように、たとえ1本でも歯がない状態で放っておくと、さまざまなトラブルを引き起こします。
 
当院では、義歯ごとのメリット・デメリットを考慮しながら患者さまに合った義歯をご提案いたします。
 
早めに歯を補いましょう。